9月に入ったので、高校で教えていらっしゃる先生方は、もう学校に戻られているでしょうね。大学の先生もそろそろでしょうか? ワシントン高校も始まって2週間半経ちました。今年も学生が元気に学校に帰って来て、また楽しみな一年になりそうです。ただ学生数が多くて、戸惑っています。日本語1は二クラスで両方とも36名/38名、二年生も二クラスとも36名、3年目とAPコンボは、50名以上いたのですが、一クラスしか開けられないということで、36名までカットされ、残念ながら今年日本語が取れなかった学生がかなりいました。来年はもう一人日本語の先生が増えたら嬉しいんですけどね。 両親の介護のため、今も、月一日本行きの生活で、かなりクラスの準備に追われているのですが、やはり去年と同じような教え方ではなく自分なりに新しいことも挑戦したいので、各ユニットの内容/進行も学生アンケートの声を出来るだけ取り入れたものにしました。
(1) まず今まで各ユニットの内容が多すぎると学生から指摘があったので、そこに注目しました。よく考えれば内容が多すぎというのも納得できます。sub topicsが多くて、幕内弁当のようにメインポイントに印象がないようなユニットになっていたような気がします。 (2) 今年のユニットは問題提議を中心にし、その中から学生は気になること/不思議に思ったことなど、自分で選び研究/リサーチをしたものを発表/シェアするようなカタチにしようと思っています。まぁ以前の私のユニットが幕内弁当であれば、今年の目標は各学生がご当地グルメ弁当を自分たちでデザインして作りあげるって感じですかね。とにかく、学生曰く、私のクラスは内容がてんこ盛りだそうなので、気をつけて学生に発見してもらえるような流れでユニット作りに専念したいと思っています。 教科書を使っていないので、学生には各ユニットのまとめのようなハンドアウトを渡しています。ユニット開始の1週間後ぐらいによく渡すのですが、その1週間に各ユニットのテーマに関する写真やデータを見せたり聞かせたりして、Interpretive communication & Interpersonal communicationのアクティビティをしながら、学生たちに想像してもらっています。 例えば、3年生のクラスは、日本での留学生活をテーマに勉強していまして、今はなりたい職業と自分の性格/大学での専門や専攻などの関連性/意外性を発見しながら話し合い、自分の将来について考えてもらっています。この後、日本に住む留学生の苦労 (金銭面/外国人に対する差別など)を学びながら、自分に合った留学先を決め、その大学のウェブサイトを深く研究し、留学希望の学生には不便な点や欠けている点を探し出し、結果をまとめたものを日本語でスライドを作り、実際の大学の留学担当の方々に送る予定です。いつもウチの四年生の学生から日本の大学のサイトはわかりにくいと批判が多いので、何かが変わるかもしれないという希望を込めて、このユニットをしています。行きたい大学を見つけるのって大変だと思うので、違った観点から自分の将来探し/大学探しができるような内容にしようと思ってます。 今のユニットのハンドアウトをここから見ていただけます。
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Tomokazu "Tetsu" MorikawaKonnichiwa! I've been teaching over 25 years at public high schools in San Francisco, CA. 次回ブログの予告
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